初心者必見!WordPressを立ち上げるまでの完全ガイド

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WordPressは、世界中で広く利用されているオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。ブログや企業サイト、オンラインショップなど、さまざまなウェブサイトを簡単に構築できます。この記事では、初心者の方でも安心してWordPressを立ち上げられるよう、ステップバイステップで解説します。

1. レンタルサーバーの選択と契約

まず、ウェブサイトを公開するためのレンタルサーバーを選びます。レンタルサーバーは、ウェブサイトのデータを保存し、インターネット上で公開するためのスペースを提供するサービスです。以下のポイントを考慮して選びましょう。

  • WordPress対応:WordPressのインストールが容易であるか、専用のプランがあるかを確認します。

  • サーバーの性能:表示速度や安定性を重視しましょう。

  • サポート体制:初心者でも安心して利用できるサポートがあるかを確認します。

契約後、サーバーの管理画面にログインし、次のステップに進みます。

2. 独自ドメインの取得と設定

独自ドメインは、ウェブサイトの住所にあたる部分で、ユーザーがアクセスする際のURLとなります。例えば、「example.com」のような形式です。ドメイン名は覚えやすく、サイトの内容を反映したものが望ましいです。

ドメイン取得の手順は以下の通りです。

  1. ドメイン名の決定:サイトのテーマやブランドに合った名前を考えます。

  2. ドメインの取得:レンタルサーバー会社やドメイン取得サービスを利用して、希望のドメインが使用可能か確認し、取得します。

  3. ドメインの設定:取得したドメインをレンタルサーバーに紐付ける設定を行います。

3. WordPressのインストール

レンタルサーバーによっては、WordPressの自動インストール機能を提供している場合があります。以下は一般的なインストール手順です。

  1. サーバーの管理画面にログイン:契約時に提供された情報を使ってログインします。

  2. WordPressのインストール:管理画面内の「WordPressインストール」や「CMSインストール」などの項目を選択し、必要な情報を入力してインストールを開始します。

  3. インストール完了の確認:インストールが完了すると、管理画面のURLやログイン情報が表示されます。

4. WordPressの初期設定

インストールが完了したら、初期設定を行います。これにより、サイトの基本的な動作や表示が適切になります。

一般設定

  • サイトタイトルとキャッチフレーズの設定:サイトの名前や簡単な説明を入力します。これは、検索エンジンやブラウザのタブに表示されます。

パーマリンクの設定

パーマリンクとは、各投稿やページのURL構造のことです。SEOやユーザーの利便性を考慮し、分かりやすい形式に設定します。おすすめは「投稿名」を使用することです。

  1. 設定メニューから「パーマリンク設定」を選択

  2. 「投稿名」を選び、変更を保存

SSLの設定

SSL(Secure Sockets Layer)は、ウェブサイトとユーザー間の通信を暗号化する技術です。セキュリティ向上やSEO効果も期待できます。多くのレンタルサーバーでは、無料のSSL証明書を提供しています。

  1. サーバーの管理画面でSSL設定を有効化

  2. WordPressのURLを「https://」に変更

5. テーマの選択とカスタマイズ

WordPressでは、テーマと呼ばれるデザインテンプレートを適用することで、サイトの外観を簡単に変更できます。

  1. 管理画面の「外観」メニューから「テーマ」を選択

  2. 「新しいテーマを追加」から好みのテーマを検索し、インストール

  3. インストール後、「有効化」をクリックして適用

テーマによっては、追加のカスタマイズオプションが用意されています。色やレイアウト、フォントなどを調整し、オリジナリティのあるサイトを作成しましょう。

6. プラグインの導入

プラグインは、WordPressの機能を拡張するための追加モジュールです。必要な機能を追加することで、サイトの利便性や性能を向上させます。以下は、導入を検討したいプラグインの例です。

  • SEO対策プラグイン:検索エンジン最適化をサポートします。

  • セキュリティプラグイン:サイトの安全性を強化します。

  • キャッシュプラグイン:表示速度を向上させます。

おすすめのプラグイン

  • WP Multibyte Patch:​日本語環境での文字化けを防ぐためのプラグインです。

  • All In One WP Security:​サイトのセキュリティを強化するプラグインです。tomiwa-tech.co.jp

  • EWWW Image Optimizer:​画像を自動的に最適化し、サイトの表示速度を向上させます。

  • Contact Form 7:​お問い合わせフォームを簡単に作成できます。Xfree

  • Yoast SEO:​SEO対策をサポートするプラグインで、メタタグの設定などが行えます。

プラグインの導入手順は以下の通りです。

  1. 管理画面の「プラグイン」メニューから「新規追加」を選択

  2. 検索バーにプラグイン名を入力し、該当のプラグインを探す

  3. 「今すぐインストール」をクリックし、インストール完了後に「有効化」をクリック

7. 記事の投稿と固定ページの作成

サイトの基本設定が完了したら、いよいよコンテンツの追加に進みます。WordPressでは、「投稿」と「固定ページ」の2種類のコンテンツを作成できます。

投稿の作成

ブログ記事やニュースなど、定期的に更新するコンテンツに適しています。

  1. 管理画面の「投稿」メニューから「新規追加」を選択します。

  2. タイトルと本文を入力します。

  3. カテゴリーやタグを設定し、「公開」をクリックします。

固定ページの作成

会社概要やお問い合わせページなど、恒常的に存在するページに適しています。

  1. 管理画面の「固定ページ」メニューから「新規追加」を選択します。

  2. タイトルと本文を入力します。

  3. 必要に応じてテンプレートや親ページを設定し、「公開」をクリックします。

8. セキュリティ対策の実施

ウェブサイトの安全性を確保するために、以下のセキュリティ対策を実施しましょう。

  • WordPress本体、テーマ、プラグインの定期的な更新:最新の状態を維持することで、既知の脆弱性からサイトを守ります。

  • 強力なパスワードの設定:管理者アカウントには、推測されにくい複雑なパスワードを設定します。

  • セキュリティプラグインの導入:不正アクセスやマルウェアからサイトを保護するプラグインを活用します。

9. バックアップの設定

万が一のトラブルに備えて、定期的なバックアップを設定しておくことが重要です。

  1. バックアッププラグインのインストール:信頼性の高いバックアッププラグインを選択し、インストールします。

  2. バックアップのスケジュール設定:自動的に定期バックアップが行われるように設定します。

  3. バックアップデータの保存先指定:バックアップデータを外部のクラウドストレージやローカル環境に保存するよう設定します。

10. サイトの公開と運用開始

すべての設定と準備が整ったら、サイトを正式に公開し、運用を開始します。定期的なコンテンツの更新やメンテナンスを行い、訪問者にとって有益なサイトを維持しましょう。

以上が、WordPressを立ち上げるまでの基本的な手順となります。初心者の方でも、これらのステップを順番に進めていくことで、スムーズにサイトを構築できるでしょう。

 

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